一閑張り工房  ひろこさん家

タイトルが激しくてすみません。悔しくて悲しくて感情が抑えられません。

７年前にまだ一閑張りを始めたばかりの私に、友だちが「デイサービスに行く母に小さなかごバッグを作って欲しいの。ネコが好きなの」とオーダーをくれました。

当時、可愛いネコ柄に出会えなくて、私がネコのシルエットを描きました。友だちの想いを受けて、私もそのときの精一杯の力で作りました。こんなに素敵な笑顔で喜んでくださったお母様でしたが、年明けに旅立たれたそうです。

最期を過ごされた施設に私物を引き取りに行ったら、このかごバッグが無かったと。他にも数点無くなっている物があるそうです。今日初めて友だちから聞いて、切なくて悔しくて情けなくて怒っています。

酷い！酷すぎます！友だちの想いも、私の想いも、お母様の笑顔も踏みにじられた気がしています。この世にひとつだけのかごバッグ。お母様のためのかごバッグ。取り返したい！誰が盗ったの？許せないよ。

友だちが「このまま使っていいよ」と写真をくれました。心からお母様のご冥福をお祈りします。